投稿をありがとうございます。

読ませていただいて思ったのは、あなたが「死にたい」気持ちを抱く背景にあるのは、あなたや「家族」に対する社会のサポートの不十分さでは、ということでした。あなたは罪悪感など覚えずに「恵まれている」暮らしをしていい（権利がある）はずです。それでも罪悪感をあなたが覚えるのは、あなたと「家族」をサポートできていない社会側の問題と私には感じられます。まして、高校生のあなたに将来は「家族を養わないといけない」と（強制的に）思わせることは社会の至らなさゆえであり、ひとりの大人として責任を感じ勝手ながら歯がゆい気持ちになっています。

あなたは今は「何も辛い事はない」と書いていますが、私からするとあなたがこれまでに感じてきた「辛さ」はあなたが思っている以上のものだったのではと想像します。母が辛そうにして「毎日泣いている」姿や姉の「辛そうな」様子を見てきた（いる）ことなどは、自らの経験ではないけれど（だからこそ）「辛い」ものではないだろうかと思います。もしあなたが「母や姉に比べたら何も辛い事はない」という意味で書いているのであれば、「辛さ」は比べなくていいもののはずなので、私はあなたの「辛さ」を受け止めたいと感じました。

最後に、あなたは全てが面倒だと思うことを「おかしい」と言い、自身を「甘えている」と言いますが、私は全然おかしくないと思いますし、あなたは甘えているどころか誰にも頼らずに一人でここまでやってきたのではと想像します。社会の至らなさは眼前にありますが、もし可能であれば学校の養護教諭や自治体の福祉関係などにあなたの状況を話してみるなど、少しでいいので誰かに頼ってもらいたいなと思います。もちろん、必要な時には死にトリも利用してください。

経験談を投稿してくださり、ありがとうございます。読ませていただきました。
家庭環境があまり良好とは言えない中で家族が毎日泣いている場面を見たり、お姉さんがしんどい状況にいるのを見たりして、あなたも知らないうちに傷ついていったのかもしれないな…と私は思いました。私は「何も辛いことはない」わけではないと思いました。そもそも人間って複雑なので「何もない」ように見えても、実は色んなことが起こっているかもしれないなぁと感じています。仮に「何もない」としてもあなたの「辛い」という気持ちは尊重されてほしいと思いました。たとえ「好きなことができる」と感じていても学校に行っていても、「辛い」と感じる可能性は十分あると思いますし、あなた自身の「辛さ」をあなたとは異なる他者と比較して否定しなくてもいいのではないか…と感じました。
また、「卒業したら働く」とのことでしたが、「そこにあなた自身の選択の余地はあまりないのではないか？他の進路を選ぶということを全く考慮に入れられない状況なのではないか？」と思いました。困難な状況の中で家族のことを優先してしまい、冒頭に「自分の本当のことを言えてない」とある通り、あなた自身の声や気持ちを表面に出す機会が少ないのではないか…と感じました。苦しい環境によって自己表現の機会が奪われているような印象でした。
二番煎じのような言葉かもしれませんが、学校や信頼できる大人に相談してほしいなぁ…と感じました。「自分の気持ちの出し方が分からない」と感じたり、「他の人には言いたくない」と感じたりするかもしれませんが、私はあなたの可能性を発揮できたりあなたの気持ちが晴れたりすることを祈って、そう言わせていただきました。
あなたなりに日々憂鬱さやしんどさと格闘しながら生きていることが伝わってきました。もしまた自己表現をしたり吐き出したりしたくなったら、また死にトリに来てくださいね。

経験談への投稿ありがとうございます。

投稿者さんとお母さんとお姉さんそれぞれの立場や状況がとても分かりやすく簡潔に書かれていて個人的にとても読みやすく、すーっと頭に入ってくる感覚で読ませて頂きました。「密かに泣いている」という表現が印象的で投稿者さんが誰にも言えない、見せられない状況で人知れずつらさと苦悩を抱えている姿を想像していました。
お父さんがおらず、お母さんとお姉さんと投稿者さんの３人で(私が感じた印象ですが)どこか寄り添うように生きていく中で、お母さんが自身も自立を目指しながら投稿者さん姉妹を養おうとしていること、友達と言えるぐらい仲がいいと思えるお姉さんが外出も出来ず体調も安定しない姿を見てきたこと、そんなお二人のつらさやしんどさを投稿者さんがどこか「自分のこと」のように背負いこんでいるように私には思えました。そんなお二人のつらさを目の当たりにしている投稿者さんに「理解がある」からこそ、自分の意志で自分で動けるというある種人としての当然の権利とも言える行動に投稿者さん自身が罪悪感を抱いてしまっているのかなと私は想像したのですがいかがでしょうか…？そしてその罪悪感は３人でつらさやしんどさを共有しながら生きていく中でも、投稿者さんがお二人を決して無碍にすることなく理解を示してきたからこその優しさゆえでもあるかのように私には感じられました。
とは言っても、「家族」というのも集合体としての一つの形でしかないと私自身は思っています。投稿者さんには投稿者さんの、お母さんお姉さんにはもちろんそれぞれの人生があると思うので、投稿者さんが全てを背負い込むことはないと私は思いますし、投稿者さん自身のためにも自分の意志を尊重してほしいと思うのと同時に、ひいてはそれがお母さんやお姉さんのためにもなるのではないかなと私自身は感じています(勝手なことを言ってすみません)。
今は将来の不安でいっぱいでこれから先もそのことを考えてしまうかもしれませんが、もしつらくなったり抱えきれなくなったときはその気持ちを書きに来てほしいと思います。