他の方の経験談を読んでいると、家庭の問題やパワハラなどが原因で心を病まれた方が多く見受けられますが、私の場合はそれほど家庭に問題があったわけではなく、同僚にも比較的に恵まれていたように思います。それ故に現在の希望が持てない状況は全て自分の過ちによるものとしか思えず、実際そうであるので逃げ場がありません。
(就職に関する話を中心に書くので苦手な方は注意して下さい)
学生時代の専攻は自分の興味とはやや違う分野だったのですが、それが真綿でじわじわと首を絞められるような嫌な感覚であったのを覚えています。それとは別に友人を裏切ってしまったことなど、どうしようもない失敗をいくつかして抑圧的な気持ちが蓄積されていきました。就職活動の時期にそれが増幅されたこともあって思うように活動できず、就職が決まらないまま卒業しました。
後に専攻とは関係ない分野ではありましたが、知り合いの会社に拾って頂き、そこで3年間ほど働いていました。しかし、恩を感じながらも興味がある仕事ではなかったですし、休日も少なかったため徐々に限界を感じて辞めてしまいました。その後就職活動をしましたが、あまりうまくいかず、結局友人の紹介で全く別の分野に転職することになりました。この時点で、自分の仕事を得る能力や将来を見通す能力の無さに気づけていたら良かったのですが、もう少し無邪気に自分の可能性を信じていたように思います。この仕事も3年程度勤めましたが、様々な理由で摩耗した末に辞めてしまいました。辞めるときは半年以上ずっと悩んで決断しましたが、結局私は碌に就職活動もできず現在は無職です。
紹介してくれた友人にも申し訳なく、後ろめたさがあってほとんど連絡できていません。同様に家族にも申し訳なさがあり、ほとんど連絡をとっていないです。毎日なんとかやり過ごしてはいますが、特になにか活動できるわけではなく、横になっていることが多いです。貯金でなんとか生活してはいますが、将来の不安と後悔で頭が埋め尽くされて、毎日消えてしまいたいと思います。先のことを想像しますが、また辞めたくなったらどうしよう、これ以上間違ったら耐えられる気がしないと感じ、とても怖いです。
なんとか希望をもって生きていきたいと思いますが、客観的に見ても良い状況とは言えないこと、全て自分の過ち、堪え性のなさによる帰結ということが苦しくて希望が持てそうにありません。
原因が現実的なものである以上、精神科やカウンセリングにかかっても何か良くなるとは思えないです。また、金銭的な負担が増えるのは悪影響のほうが多そうと思います。実家に戻ることも考えますが、地元の人からすると敗走してきた愚か者です。居心地は悪いでしょうし、地域社会に溶け込めないように感じています。それも杞憂かもしれませんが、いろんなものが怖いです。
どうやって生活していこうかと外の世界に目を向けてみますが、現在の商売を中心とした世界でやっていける気がしません。都市部ではそれが顕著ですし、利益を得るために何もかも差し出さなければいけない社会に適応できそうにありません。かといって、村社会に適応できるほど人間との関係をうまくやれる気もしないです。書いていて、なんて我儘でどうしようもない奴だと思います。
唯一の拠り所は創作活動ですが、それも最近はこんなことをやっていて何になるのか…と思うことが多いです。AIの出現でより一層空虚に感じるようになりました。自分にとって価値を感じないものばかり発展していきます。社会についていける気がしません。
つらつらと書きましたが、このような経緯で生きる希望が持てず、どうすればいいか
わからない状況です。誰に相談することもできないのでここに書かせて頂きました。
感想1
あなたの経験談を読んで「過ち」や「失敗」という言葉について考えていました。今の社会は「失敗すること」に対しての寛容性、許容性がないように私は感じています。というのも、他ならぬ私自身が失敗をとても恐れているからかもしれません。失敗しないようにと入念に確認をしたり、不安で頭から離れなくなったり、夢に出てきたり…。「失敗は成功のもと」なんて言葉がありますが、頭では失敗して学ぶこともあると思っていても、どうも感覚的にその言葉がしっくりこないのです。友人や家族に申し訳なく、連絡を取れなくなっているあなたにもそうした「失敗への恐れ」という縛りがあるんじゃないかと勝手に想像しています。
また、今の社会は、あなたにとって大切にしたいもの、価値を感じるものは大切にされず、技術や能力が重要視されるように映っているだろうかとも考えていました。違っていたらすみません。人によって大切にしたいものは違いますが、社会とのズレを感じた時には自分がおかしいのかな、変なのか…悪いのかなと思ってしまう気がしています。あなたの心の拠り所である創作活動ってどんなものですか?もし可能であれば死にトリにある「のびアート」というところに投稿してほしいなと思ってしまいました。(あなたの感性や大切にしたいものを更に見ることができる気がいます)