経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

こころの全て わたしの全て

お初お目にかかります。(20歳を成人としたときの)成人歴2年社会人歴半年のへなちょこの民でございます。
今回、自身の判断力がまともに機能しているうちに書き記しておこうと思いスマホを取った所存です。
…とは言いましたものの、何からお話すれば良いのでしょう。私は気持ちを文章に起こすことがとても苦手でございます。どのくらい苦手化を表すと書きたい内容を書こうとすると思考が停止してしまうレベルで苦手でございます。しかし悩んでいても時間が無駄に過ぎていきます。とりあえず、まずは私の現状についてお話いたしましょうか。

半年前、私はかわいいかわいい双子の妹と共に人生初めて「働く」という社会貢献を始めました。荒波のような情緒を抱え紆余曲折ありながらも、気の遠くなる毎日を過ごしております。そんな社会経験よわよわな私達姉妹ですが、就職前には考えたことのないようなものが最近になって沸々と湧き上がり始めたのです。
今回は私の目線からになりますが、思いつく限りお話できたらと思います。
(余談ですが隣で妹も経験談に残したいと文を書いております。多分似たような文が送ることをご理解お願い致しまする。と思っていたら先に彼女が書き終えてしまいました。)
恐ろしく長い上、文章がぐちゃぐちゃ闇鍋ミルフィーユです。見づらいことは確実でしょう。申し訳ない。

職のお話
・周りの先輩方は仕事をそつなくこなされ、たくさんのことを知っております。働いてから半年〜1年目で上司からすごくできていると認められている方もいます。あのような方が理想です。しかし私はどうでしょう?半年経ってもなにも知りません。ありとあらゆることに対して無知なままなのです。無知とは悪である。って、誰かが言っていました。
・私がいない日の職場に対してとても気楽だろうな。と思考にふけることが多くなりました。私が休む→無能な人間が1人いなくなる→無能に技術を教える手間がなくなる→相手方のストレスが減る→業務が効率化する=誰にも迷惑がかからない!
 ということです。ね?(何がでしょう)
・先日、同部署の先輩が退職されました。ご都合もあるだろうし仕方がないことではありますが、私のエゴで思ってしまうのです。辞めるのが私ならばよかったのに。そうしたら無能が1人いなくなるだけで害はなくなるのに。と。
・私は所謂『世間知らず』でした。自分でも驚くほどに社会人として相応しくない粗が出ています。礼儀作法や言葉などは全て見様見真似。技術も半人前。自分は何でもできると思っていたのに、周りとの実力を思い知らされ無力感に苛まれる。
・私はコミュニケーションが円滑に出来ない人間だと自負しています。そうです。職場に馴染めないのです。半年経っても。未だに。もちろん職場の方の誰とも話したことがないわけではございませんし、先輩方を嫌っているということもありません。ただ、楽しそうにお話されている先輩方を見ていると疎外感を感じるのです。私が物覚えが悪いからなのか、私が礼儀や可愛げのない人だからなのかと、ネガティブが脳の髄を支配します。ああ羨ましい。気に入られているあの人が。和やかなあの空間が。醜い嫉妬心と劣等感を抱えながら今日も足取り重く出勤するのです。ああ行きたくない。
・働いても未来が見えない。と、妹は口にすることがあります。私もその言葉の意味を理解し始めてきました。まるで薄暗い霧の中を、あてもなくただ歩くよう。文字通り一寸先は闇。いえ一寸先は霧。この先が奈落であろうと私は歩みを止めませぬ。
・いずれは正社員にならなくてはいけない。私が勝手にプレッシャーを感じているだけなのかもしれないが、私はそう思うのです。そうすることで生活が楽になる→親孝行もできる。それが理でしょう?
・生活が苦しくなることにしんどさを覚え、涙を流してしまいました。趣味や食事、それらを満たすには働くことが必然であること。しかし働くということにどこか心に穴が空いたような何かを感じてしまうのです。
・突然ですが、私は特定の曜日が好きではございません。その日はとても忙しいこと。それなのに私が先輩方の足を引っ張っていることが原因です(思い込みかもしれませんが、私にはそうとしか思えない)。先日、お帰りになられる先輩方の会話を盗み聞きしてしまいました。「今日は忙しかった」「人数が足りない」というありきたりな会話の中に「配置ミスだ」という声を聞いてしまいました。話の前脈から察するに、おそらく持ち場?人数?の配置の話だと思われます。しかし、私にはこの言葉が「投稿主が無能」と言っているような錯覚を覚えてしまったのです。耳にしたときにショックで一瞬動けなくなったのが良い思い出です。嫌われてしまうのも無理はないですね。
・職場に行くことが苦痛になってしまいました。行こうとすると涙が溢れ出てしまい、帰ってきたら明日仕事に行きたくないの繰り返し。

私自身のお話
・生活が乱れております。具体的には夜ふかしや不規則な食事が多くなりました。唯一自由と言っていい夜の時間。終わるのが惜しいのです。起床時間は一応守れています。最近起きてから10分ほど布団の上でだらだらしているので守れていない気がしますが。ところが現在は起床することが苦痛になっています。いっそのことずっと眠っていたいなと考えました。
・死や消えることについて、妹とよく話すようになりました。妹の考え方はとても聞いていて楽しいと感じます。彼女と私の考えは264°違う。私には良い刺激です。
・家事のペースが格段に落ちている。母に任せることが多くなった。我無力也。
・にも関わらず、家族に対して苦痛を覚えてしまいました。親の機嫌を伺ってしまう。祖母に反抗心が出てしまう。ここまで育ててもらえたのに。不登校な私を一番見ていてくれたのに。家族にこんな感情を。抱いてしまう私は、なんて愚かな子なのでしょう。
・人間性が終わっております。口を開けば怠惰と傲慢のオンパレード。七つの大罪フルコースでお送りしてきた人の生。見た目は成人ですが、中身はびっくりするほど幼いのです。精神が未成熟のまま大人になりました。それがタチの悪いところ。
・なにを話してもなにを思っても私には当てはまらない。言葉での説明が難しいのですが、私はそんな感覚を感じております。
・辛くなれません。おまえは何を言っているんだ?と思われることも無理はないですが、そのままの意味です。他人は真剣に悩み、苦しみ、もがき、絶望していく。私には、その辛さがわからないのです。
・自分で考えて動けない。人にわかるように話せない。口から出る言葉は人を追い詰めていく棘ばかり。いずれは他人を都合のいいように扱う事しかできなくなって。私、嫌われることだけは上手なの!
・自分のやらかしをふとしたときに思い出してしまいます。日付、場所、状況、何をしたのか。あのときああ言うことを言わなければ良かったのか。トラウマとは言い難い。後悔なのかしら?
・書いても書いても足りない。文章力とか語彙とかの問題ではなく、足りないの。文字に起こしても書き足りない。書きたい思いが書けなくてもどかしい。
・融けていたい。誰にも迷惑がかからない場所で楽になりたい。

思いつくところはこの程度でしょうか。つたない文章で申し訳ない。
(この文を妹に見せたところ「これめっっっちゃ好き!!!!読んでいて楽しいです。七つの大罪フルコースってなにそれ最高かよ(原文ママ)」と言ってくれました。感謝感激春化精)
こうしてみると、如何にして家族や己に甘えながら生きていたかが炙りだされていきます。いっそこの身が魔女狩りの如く火炙りにされてしまえれば良かったものの。
私も妹も虐待はなく、きちんと愛されていた。不満がないということはないけれど、すごく幸せ。だけどそれ以上を求めている自分が嫌。自分に甘えながら生活している気がして。ぬるま湯に浸かっていたくて。本当はなりたがりで。誰かの不幸が羨ましくて。結局自分が一番かわいいの。私とはそんな人間なのです。満たされないのは誰のせいなの?知ってる。知ってる。私のせい。私の今までした事が全て今に還ってきてるだけ。だけど、でも、やっぱり嫌わないで。捨てないで。いい子にする。もっと頑張る。完璧になる。みんなの期待通りになる。お人形さんになる。認めて。愛して。殺して。いっそ虚空に身を委ねれば、何かが変わるのでしょうか。
つらつら自虐でも書こうかなと思いましたが、今後の私の人間性と社会的な評価を守るために控えさせていただきます。自虐を誰かに肯定してほしいなんてことはありませんしね。
そんな感じで今日もまた、消えたくとも生きる理由のために死ねない日々を送るのです。
この文章が後世まで残ると考えると羞恥心で爆散しそうになりますが致し方なし。腹をくくって書き留めます。
長々とした文になりました。(もし余りにも長すぎと思ったら編集なりで短くしてくださいませ。)
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。それでは皆様、おやすみなさいませ。

ま。こんなネガティブな思いもすぐに消えてしまうのですけれどね。

感想1

あなたの感覚や感性がおもむくままに表現された経験談だと思いました。
借りてきた言葉ではなく、あなたというひとが確かに感じたことをあなたの言葉で書いてくれていると思います。先に経験談を書き終えていた妹さんが絶賛していたんですね!“264°”考えが違うという表現はなかなか興味深いですが、それだけ違っても認め合っている妹さんの存在感がところどころから感じました。
社会に出て様々なことを感じ取っているようですね。社会貢献と表現されている働くという行為に心の穴を感じるということは、やりがいが見つからないのか、意味を見出せないのか…きっと妹さんと色々とお話することで何かヒントは得られそうですね。
ネガティブに思うことは多々あってもどこか「そうは言ってもやりますけどね」という考えが伝わってきました。でも行こうとすると涙が溢れるのならこころが辛いことを身体が教えてくれているかも知れませんので、休んでみることもひとつかなって思いますよ。
未成熟のまま大人になったという一文がありました。私も含めて、大人のフリしてみんな未成熟のところがあって…そのよわよわな自分を見ないようにして生きているひとも結構いるんだと私は思います。少なくてもあなたはその自分を見ようとしているので、成熟や成長の方に少しずつ向かっているのかもしれません(未成熟のままでも困らないこともありますしね)そして「満たされる」ってどういうこころの状態だろうってとても考えました。こころが安定していること?幸せを感じる状態?不安にならない状態?自分は満たされているんだろうか…ううむ、考えてしまいます。
私はたくさんの経験談を読ませてもらっている中でこうやって自分を振り返る機会をもらっています。
今回はどこかユニークに自分自身を見つめるあなたにお目にかかれて何よりでした。

感想2

とても愉快なリズム感のある文章、興味深い気持ちで読ませていただきました。
所々に出てくる絶妙な表現は、あなた自身が考えに考え続ける中で生み出した独自の言語なのかなと思いました。それでもまだ「書きたい思いが書けなくてもどかしい」と感じるのは、あなたの頭の中で駆け抜けていく感情や思考のスピード感(めまぐるしさ)に出力機能が追いつかないような状態なのかとイメージしました。
また、文章の中で一度も誰も責めない(むしろ周りを上に見ているような、自分を明るく下げるような?)表現が印象的でした。ある意味、周りと自分の間には決定的な違い(壁の様なもの)があると感じられているのかもしれません。馴染むことが正義ではないはずなのに、馴染んでいる様を羨ましく感じるのは人間の性なのか、寂しさなのか…などと考えてしまいました。
いまあなたが立ち向かっている「働く」という行為は、他者のニーズとのすり合わせであり、他者とのコミュニケーションによる連携プレーでもある…というところで、きっとこれまで過ごしてきたあなたの世界から、外の世界へ足をのばさないといけなくなって、そんな慣れない生活が疲れとなり、居心地の悪さにもつながっているのかも・・・と想像しました。
「世間知らず」と書いてくれていましたが、世間に迎合しすぎるとあなたの良さが失われてしまうような気もします。でもほどほどに合わせないと、世間の中では生きるための資源を確保していけないというところが悩ましいですが…出来る限り、あなたが自分の言葉で自分を語れる場・環境に恵まれていくよう願っています。投稿ありがとうございました。

お返事1

経験談、読んでいただきありがとうございました。感想の方、拝見させていただきました。さみしくて泣き出しそうな人にそっと隣で寄り添うようで、胸がふんわりと温かくなりました。(そして妹のことにも触れていただきありがとうございます!(親バカなぬ姉バカでしょうが、かわいい妹なのです😌))
個人的には『文章の中で一度も誰も責めない表現』という単語が印象的でした。
初めての経験談でつたない文章を書いてしまい不安でしたが、送って良かったと考えております。
改めまして、読んでくださりありがとうございました。
今日も少しずつ生きていこうと思います。

一覧へ戻る