経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

尊敬してたはずの母が憎い

(私の思い込み激しいこともあって間違ってるかもしれませんが、私の言いたいことをぶち撒けます。)
やっぱりだめだった。あの人に私の本音をぶちまけてもまた分かってくれなかった。父親と兄が仲悪いから私が家のダイニングにいて欲しいと頼まれた時すごく嫌だった。盾になっているように見えて見張らなきゃいけないのが嫌だった。結局難聴と重度のアスペルガーの兄は興奮気味でパニックを起こし父を殴った。近くにいた私も巻き込まれそうになった。
買い物から帰ってきた母に泣きながら「アイツらの盾になりたくなかった。もう嫌だ。」と訴えたが、母は怒って「次は妹が家で留守にして私と母の2人で買い物行ったらいい」と私の本音を蔑ろ?にした。「そんなに泣くこと?」とも言われた。
私はショックで膝から崩れ落ちた。分かって欲しかったのにまた本音を否定したと思った。何であの人は私に正論と罪悪感を植え付けるの。アンタがそんなつもりなくても私からしたらそう見えてしまうんだ。許さない。自分は本音をぶちかましているのに娘の本音は否定するのか、
ずるいよ。お母さんのそう言う所大嫌いだと私の心が憎悪で醜く思うようになってしまった。
いつまで大嫌いな兄の妹としていなきゃいけないの?いつまできょうだい児であり続けなきゃいけないの?いつまで大嫌いな兄のわがままを聞かなきゃいけないの?深く考えずに私を兄の妹として産んだ責任をとってよ。
母親として。
お母さんアンタは私の本音はどうでも良かった?分からない、また否定されるんじゃないか、私の本音を言うのが間違いだって頭ん中に植え付けるようになった。我慢したくないんだよ、もう限界なんだよ。ずるいよ、アンタだけ言いたいこと言って私だって吐き出したかったのに、つらいよ。ずるいよ。
ただ私の話を遮ったり何も詮索しないで聞いて欲しかった。もう絶望した、あんた達家族や自分自身に。私は自分のことがもっと嫌いだ。仕事の内容が覚えられないし、同じ間違いをしてしまうし、要領が悪く、頭が悪い。こんな事になるくらいなら死んだ方がずっと良かった。自殺しようとしたことが何回かあったが結局、後遺症が怖くて失敗したことがあった。とても後悔した。
あの時に死ねば良かったと。私なんか産まれてこなきゃ良かったと今でも思うよ。本音なんて言わなきゃ良かった、ごめんなさい、最低な事しか考えない人間として産まれて。弱い私なんかいらない、いらないんだ。もう嫌だ、死にたい。

感想1

「家族、きょうだいなんだから」という言葉のもとにあなたの意志、感情などの本音が蔑ろされてきたことに対する叫びがすごく伝わってきました。いままでもご家族の間に割って入って怖い思いをしたり、我慢もたくさんしてきたんじゃないのかなって想像は浮かびます。でもそれはあくまでも私の想像であって、文字で伝わってくる叫びの何倍も我慢していたのかも…と思うとこれ以上想像では書きたくありません。色々わかって欲しくて、わかってもらえるかも知れないと思って何回も本当の気持ちを母親さんに訴えては受け止めてもらえなかった経験をしたんですね。本音をいうのは間違いだと植え付けられたと書いてありました。今回は経験談では本音を吐き出すように書いてくれていました。それを読んで、あなたのこころは“やっぱりおかしいよ!”ってしっかりSOSを出している!と私は思いました。そして叫んでも訴えてもいいと思いました。きっと一番わかってもらいたいのは母親さんなのかなと思いますが、家族の外にでもあなたの本当の気持ちをわかろうとしているひとがひとりでもいたらいいなと思います。少なくても今回経験談に投稿してくれたことによって私はあなたが感じている本音を受け止めることができました。そしてあなたの確かな気持ちは何も間違っていないと私は思いました。

感想2

まずは経験談という形で、今のリアルな想いを吐き出してくださりありがとうございます。言いたいことをぶち撒けてくださったということだったので、私もあなたの感じたことに視点を当ててお返事をさせてください。
感情が溢れるような勢いのある語り口から、これまで我慢してきた想いが一気に伝わってきました。やっぱりともあったので、これまでも本音は伝えてきたけれど、自分の意見を蔑ろにされたと感じることが多かったのだろうと思いました。
苦手な兄、そして安心ができない状況の中で我慢してきたことを、お母さんが「そんなに泣くこと?」と捉えられていたのは私もモヤモヤしました。
「ただ私の話を遮ったり何も詮索しないで聞いて欲しかった」というのがあなたの本音だったのですね。尊敬していたという言葉もあったので、お母さんが相手ならと話したところもあったのでしょうか。相談した時の心情を考えていると、あなたがお母さんの否定的な言動に傷ついたり、ショックに思うことは寧ろ自然な心の動きなんじゃないかくらいに思えてしまいます。
また家族のこと以外にも辛いことがあるのですね。
私はあなた自身の考え方を否定しなくていいと思います。あなたにとって自然であるこの感情が一番大切で、何が正しいかを考えるのはその次でも良いと思うのです。けれど思いたくて思っているわけでもないと思うので、否定しなくて良い、そのままで良いと感じられる瞬間が少しでもあれば…と私は考えてしまいます。

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