経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

前向きになりたい

自分はよく死にたくなります。その度に次、死にたくなったら死のう、と思いますが、そのまま生きています。理由ははっきりとはよくわかりません。対人恐怖が中学生の頃から始まり、そこから全てが狂い始めました。仲の良かった友達は皆離れていき、自分の辛さを彼らに話すこともできずに、自己否定の日々でした。自分の辛いという気持ちを治そうとするたびに、自分を否定していく気がして、最近はあまり治そうとは思わなくなりました。今僕が死なずにいるのは、少し前に彼女ができたからです。遠距離ですが毎日ビデオ通話をして、それが生きがいです。時間が許す限り彼女と話していたいですが、彼女も忙しいのでほどほどにしています。最近、飛行機で会いに行ったのですが、それは僕の人生で一番幸せな日々でした。
今日は辛くて、泣いて、吐いてしまいました。今日は母親に、死にたいと言ってしまいました。母親には私の育て方が悪かった、と言われました。自分が生み出した苦しみを人に押しつけてしまったような気がして、とても申し訳ないと感じました。ここで書くことで、少し楽になりました。実は今週、昔仲の良かった中学の同級生と飲みにいってきます。会うのは怖いですが、自分の対人恐怖に良い影響が出ると良いなと思っています。読んでくれた方ありがとうございました。

感想1

 経験談の投稿、ありがとうございました。
 タイトルを見て、「前向きになる」って一見簡単なようで、ものすごく難しいことなんじゃないかなあと、自分のことも重ねながら、思いました。自分の辛いという気持ちを治そうとするたび、自分を否定していく気がしたという部分を読んで、なんだかわかるなぁと思わず共感しました。「辛い」と感じているのが、今のありのままの自分の状態だから、それを無理に治そうとすると、そう感じている自分をなんだか蔑ろにしている感じがします。(ただずっとその「辛い」状態にあるのは、中々しんどいことでしょうし、治そうとするのは自然ですよね。)今は彼女さんという生きがいが出来たんですね。「辛い」と感じている自分を認めつつ、少しでもあなたの気持ちが楽になる方法がこの先、どんどん見つかっていけば良いな…と思いました。

 そして中学生の時のあなたは、周囲に辛さを話せなかったかもしれないけれど…今のあなたは辛さをこうして、話せています。申し訳なさを感じたかもしれないけれど、母親さんにも話せています。それはあなたにとって大きな一歩となったのではないでしょうか。そしてあなたは、自分の苦しみを周囲に「押しつけた」というより、「一瞬でも手放した」。こんな表現の方があっているような感じが、私にはしました。

 ただ、やはり申し訳なさがあって周囲に話しづらいと感じたとき…そんな時はまた経験談に来て、あなたの気持ちを話して欲しいと思いました。いつでもお待ちしています。

感想2

理由もよく分からないまま、対人恐怖となり人との関係を構築していくことがうまくいかなくなってしまったこと、誰にも自分の気持ちを話せなかった状況を想像すると、孤独感も強かったのかなと感じますし、「自分の辛いという気持ちを直そうとするたびに、自分を否定していく気がして」という言葉に、日々葛藤しつつも「どんな自分でもありのままでいたい」といったような投稿者さんの本当の思いが込められているように私は感じました。(違っていたらすみません)
今は生きがいと思えるパートナーにも出会えたようですが、それでもこの経験談を書いてくれた日はしんどくなってしまったんですね。もしかしたらこれからも、感情の波がきてしまうときがあるかもしれませんが、今まで言うことができなかったであろう本当の気持ちをお母さんに打ち明けることができたり、怖さはありつつも同級生と飲みに行くと決められたことから投稿者さんはそういった自分の感情と少しずつでも上手に向き合っていける方なのではないかなと勝手ながら思いました。またいつでも死にトリに投稿者さんの思いを届けてほしいなと思いますし、身近な人には話せないこともこの経験談をきっかけに死にトリには経験談以外にも他のコンテンツがありますので活用してほしいなと思っています。経験談の投稿ありがとうございました。

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