経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

利用されて

私は現在重度の統合失調症で通院しています。

父親は自ら命を断ってしまいました。

幼少期の環境が統合失調症の原因らしき事を言われましたが、不明なままです。

病状らしきものが出始めたのは、ある人物との関わり合いでした。

年上で、破天荒な人で、振り回されていました。

犯罪までは行きはしないものの、社会のルールに反しているような大きい気配を感じ、服從関係になってしまったのです。

その人物と出会わなければ、父親は生きていた可能性があります。

今は縁が切れていますが、社会に出るのが怖いのが正直な気持ちです。

現在は自宅療養し、趣味に没頭するようにしています。特に読書は周りに好きな人が多いので、良い本を教えてくれます。

感想1

経験談の投稿ありがとうございます。ある人と関わったことで、ご自身の病気やお父さんの自死に繋がったかもしれないこと、その時の投稿者さんの感情までは詳しく書かれていないのであくまで想像でしかないのですが後悔や自責の念に駆られてしまっているのではないかなと考えていました。服従関係になってしまったことで、関わっていて違和感を抱いたりしても逆らえなかったり、自分の気持ちに蓋をするしかない状況がずっと続いてしまっていたのだとしたら、仮に縁が切れていたとしても怖さが残ってしまうのは無理もないことだと私は思ったので、どうすればその怖さが緩和されるのかなど一緒に考えられたらいいなと感じました。
今は心を落ち着かせて過ごせる時間を作ることができているのかなと思うので、少しずつでも回復することを祈っています。また、機会があれば投稿者さんのお気に入りの本を教えてほしいなと感じますし、お話できそうであれば投稿者さんのこれまでのことをもっと詳しく知りたいなと思いました。いつでも死にトリに思いや考えを届けてほしいです。お待ちしています。

感想2

短い文章ですが、行間にいろいろな思いがあるように感じました。心の中に何か重くどうにもできないものがあるような印象も受けています。父親の自死という事実をどう受け止めたらよいか迷いと混乱があるのだろうと想像しています。ひょっとしたら、自分が何かできたかもしれないと後悔の気持ちもあるかもしれないし、罪悪感のようなものもあるのかなぁと思っています(違っていたらすみません)。
つらい経験と苦しい心のうちが伝わってきたのですが、最後の今の様子を読んで、あなたの底力も見えたような気持ちがしています。没頭できる趣味や好きなことがあることが、人が生きていくうえでパワーになることを再認識しています。そして、出会う人によって人生が変わることもあなたの経験談からじんわりと感じています。
療養中とのことなので、体調の変化もあるかと思いますが、必要な時があればこれからも無理のない範囲で死にトリに来てくれたらと思います。投稿、ありがとうございました。

お返事1

感想頂き有難うございました。

確かに主治医からの診断は重い統合失調症と言われました。

入院して、服従関係は無くなったと感じましたが、時々思い出してしまいます。
社会に出るのが怖い気持ちを誰かに聞いてほしかった思いがありました。

父は私が小学生の時から目を離すとどこかへ消えてしまうような感じは薄々ありました。家族で私だけが感じていたのかは、わかりません。
成人になってから、父のこと母に任されるようになりがちでした。

今は音楽(セカイノオワリ、ZARD、槇原敬之)を聞いたり、趣味で俳句と短歌をほぼ毎日詠んでいます。

あとたまに亡くなった父の妹さんとの手紙のやりとりをしています。

本は森絵都さんが特に好きで、林真理子さんも明るくて良いな、と思いました。

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