経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

果てしなく鬱

希死念慮が芽生え始めたのは今年の春からだ。1年近くだらだらと鬱状態を保っている。
インターネットにハマったのが運の尽きだった。Twitter、YouTube、note…、その他諸々の仮想空間の沼に、私はほとんど依存している。
自傷行為もネットで知った。4月から、毎月5回以上は体を切ったり噛んだりしている。
ネットをしてしまう自己嫌悪、勉強をしない自己嫌悪、自傷する自己嫌悪…。私に自己肯定感なんてない。

死にたくはないけれど、ふっと都合の悪い時だけ消えて、また戻ってきたい、という、とても自己中心的な思いに駆られることがある。そんなことはできない。今を生きることしか、臆病者の私にはできない。
果てしなく鬱な自分が、嫌いで嫌いで嫌いだけど、死ぬまでの付き合いと思って、生きていきたい。

感想1

今年の春から消えたいなとか耐えられないなって感じるようになったんですね。
春にそう感じるようになるまでにあなたの中で何かずっと負担になること(環境)があって、何年も(もしくは何カ月も)蓋をして我慢していたのかな…と想像しました。経験談を寄せてくれる方の中には、辛い気持ちが限界に達して溢れたら、うまく気持ちをコントロールできなくなったという方も少なくありません。仮想空間の沼って表現しているのは、止めようと思っているのに止められない長い時間がインターネットとともに過ぎていく感じかなのかなと思います。春以前のあなたのことを想像してみると、依存や自傷行為と表現しているいまの状況は、あなたにとって必要な行為なのかなと私は思います。心を休めたり、守ったり、辛さを一時的にしのいだり…。人が生きる時には必要な行為のひとつのようです。自己嫌悪を感じる自分のことを”付き合っていくしかない自分”だと思っているんですね。辛さをはっきりと感じるようになって1年近くの時間の中であなたなりにたどり着いたいまのところの答えのようにも思いました。私からひとつお聞きしたいこととお伝えしたいことがあります。仮想空間の沼からふと顔を上げて辺りを見回したとしたら、自分の気持ちを話してみようかな…頼ってみてもいいかな…と思う人はいますか?もしもいなければ、今回死にトリに来てくれたように、インターネットの時間の中に「誰かと話してみる」時間をつくってみて欲しいと思いました。今は、匿名で無料でチャットなどでお話できる窓口があります。もしも利用したことがなければ次のサイトをのぞいてみてくださいね。
「まもろうよこころ」https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
また、死にトリには自分のことを知るために分析のお手伝いをしてくれたりヒントをもらえる「つらチェック」や24時間書き込みができる「ここチャット」というコンテンツもありますので、ぜひあなたの日々のラインナップに死にトリを加えて欲しいです。あなたが果てしなく付き合っていこうとしているご自分のことをまた教えてくれたら、一緒に考えたいと思っています。今回は投稿ありがとうございました。

感想2

経験談の投稿ありがとうございます。タイトルにもある「果てしなく鬱」という言葉は、終わりが見えず途方に暮れてしまうようなそんな今の状況を表現してくれたのかなと想像していました。インターネットの世界に依存してしまっているのは、それだけ現実世界が投稿者さんにとっては目を背けたく苦しいものなのではないかなと私は感じました。
依存や自傷行為、社会では”良くないこと”のように扱われることが多いですが、何がいけないんでしょうね・・・。それが自分にとって、自身を守る術であったり拠り所になるのであれば必要なものだと私は思っています。
普段身近に自分のことを話したり、気持ちを言える人はいるでしょうか。もしここに書いてくれているようなことを外に出すことで多少投稿者さんの中で気持ちに変化があったりするのであれば、今は匿名で相談できるSNS相談などもありますしそういったところを活用して、自分の中にある感情を整理するのもいいかもしれないなと思いました。
日々、自己嫌悪にかられてしまう時間が多いのかなと想像していますが、そういった状況の中から「果てしなく鬱な自分が、嫌いで嫌いで嫌いだけど、死ぬまでの付き合いと思って、生きていきたい。」という結論に至ったのはどういった経緯があったのだろうと気になり、もう少し詳しく知りたいなと感じました。良ければいつでも死にトリに参加して、「とりコミュ」という掲示板などもありますので、また投稿者さんの思いを聞かせてほしいです。

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