経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

母親って何?

母親って何でしょうか?自分には、よく分かりません。母との最初の記憶は、小さい頃薬が飲めなくて四苦八苦してた時に、熱湯をかけられたことです。あまりにも遅くて業を煮やしたのでしょう。気づいたら床で自分は泣き叫んでいました。そこからは、とびとびで思い出せるのは言うのもきつい虐待の日々です。本当に色んな事をされました。でもその後は、優しくしてくれるので何も言えませんでした。今でもその記憶は夢で見ます。褒められたこともなかった気がします。楽しいも嬉しいも。きっと、自分が悪いだと思います。だから頑張って、顔色みて生きてきました。それも裏目に出ましたが。20歳を過ぎて物理から言葉に変わりました。自分は朝から朝方まで仕事して帰ってきて、顔もみずになんてざらです。休みがあると、怒られるのでできるだけ多く仕事を入れました。祖父母に連絡することは禁止されていたので、誰にも言えません。本当に辛い日々です。隠れてアムカやリスカをしてました。それは今も収まっていません。今、母は意識障害と脳梗塞で入院しています。退院はできないでしょう。
そして、最近思うんです。母親って何?って。
あんだけ虐待して、罵倒して「死ね」って言ったその口で「ごめん。大好き。あなたが居ないと駄目」って言う。抱きしめる。
母親って何?子供って何?おもちゃなの?
誰か教えて下さい。

感想1

経験談の投稿、ありがとうございます。
あなたの母親さんとの関係を読んで、対等ではない関係でこれまで生活してきたのだと感じました。母親とはなんなのだろう?と考えた時に私は「社会経験の練習をする一番最初の相手」なのではないかな。と思っています。ただ、社会経験の練習にしては長く付き合わなくてはならなかったり、どうしても「親」としての権威は強い力を持っているように感じています。そんな中であなたのように相手の顔色をみたり、アムカやリスカをすることで、自分を守ったりとサバイバルスキルを身に付けてきたのだと想像しています。誰にも言えなかった辛い日々について、あなたが書いたり話すことで少しでも整理できるのであれば、一緒に考えたいとおもうので、死にトリに声をかけてほしいです。

感想2

「母親って何?」という問いをストレートに書いている文章だと思いました。自問自答する気持ちが伝わってきました。そのあなたの問いから、私がたった一つ答えられるのは「母親とは、自分を生んだ事実がある他者である」ということでした。多分、それだけが共通して真実だと思っています。でも、あなたの表現している「母親」というものには違う意味があるのだろうと思いました。事実としての母親ではなく、社会的な役割や求められる像としての「母親」というのがあるのだろうと思います。そして、子ども時代のあなたが必要としていた母親の姿もあるのかもしれません。そういった「母親」とあなたの実際の母親はかけ離れていたかもしれませんし、違ったのだろうと思います。
事実として母親であろうと、あなたとは別の人間ですし、母親だからと言ってあなたの人生や生活を侵害していいわけではないと思います。
「母親って何?」という問いに戻ると「自分を生んだ事実がある他者」である以上の答えはあなたが自由に表現してもいいと思っています。迷惑な存在でも、一生会いたくないでも、やっぱり見捨てられないでも、私をおもちゃにした人でも何でもいいと思います。そして、その答えはたくさんあってもいいし、変わってもいいと思います。「母親とは何か?」について、あなたの答えを聞きたいと思いました。ぜひ、教えてください。死にトリでは「こえサーチ」というみんなの声を集めるコンテンツがあるので、「母親について」というテーマで聞いてみるのもよいかと思いました。アイディアをもらいました。ありがとうございます。

一覧へ戻る