今までの人生無駄だった


私は40代後半の男性です。

男子校卒業後大学でサークルに入りましたが、最初に知り合った男友達2人がいつも2人で行動して女子と会話しようとせず、サークル内では自分1人で女子に話しかけていましたが、小中学生時代と違い積極的にやっていたのにサークルの他の男子は男友達2人には何も言わず僕の方がおかしい感じで言ってきて、相手の女子にも避けられ同じサークル内なのに友達になってくれませんでした。

社会人になり職場は男性ばかりで嫌がらせやパワハラの被害を受け、精神的に病んで私生活で出会いを求めようとする余裕もなく、小中学生時代の女子の事を思い出したり、1人でこっそり出掛けたりする日が何年も続き、30代半ばにうつ病になり心療内科に通院したりカウンセリングを受けることになりました。

そして退職して40代になり新しい職場に行き、小中学生以来日常生活で女性と会話できるようになり、知りたいになった人もいました。しかし業務のやり取りでも距離をおく人がいたり、女性同士で集まっているのが大半で、学校のような雰囲気ではなく学生みたいに冗談を言い合ったり、仕事を通じて接点を持つことはなかなか難しく厳しい現実に直面しています。

最近になって私生活で人生初めての出会いがあり、何度か会ったりしましたが、相手は回数を重ねてからと言ってお互い他の人と比較して決めたいみたいで、まだ完全な男女の関係にはなっていません。今まで何もなかった僕が早く経験したいという気持ちが強くて焦っていますが、このまま進展ないかもと不安になっています。

この年になって職場でも私生活でも女性関係で困難になっているのは、若い学生時代に学校生活などを通じて男女のやり取りが全くなかったからと思い、ずっと頭の中が年頃の思春期という感じで、男性を避け、女性に対して新鮮な気持ちで見てしまう傾向があります。

このままでは今まで我慢してきたことが爆発して誰かに危害を与えるかもしれないので、周りに迷惑かける前に自分が消えた方がいいかもと最近考え込んでいます。

【感想1】

これまでのお話を通して、あなたが女性と親密な関係になりたいと強く願いながらも、そうなれなかったのは男性とのトラブルと因果関係を結び付けているように感じました。そのため男性を避け、女性に対して新鮮な目で見てしまう、とのことでしたが女性関係のみならず、男性とも、性別を問わず親密な関係は築けているでしょうか。人はだれしも、相手のことは完全にはわかりませんね。だからこそ、お互いわかろうとすることで関係性が出来てくるのではないかと思います。あなたは、今の相手の女性のことを、きちんと一人の人として見ていますか?彼女は何が好きで、どういう人で、何に価値を置き、あなたとどういう関係を築きたいと思っている方なのでしょうか?年齢的に性体験を持ちたい気持ちは男性として当然かと思います。まして今初めて手の届くところに来ているのですから。あなたが望む「進展」とは何を指すのでしょうか?「完全な男女の関係」とは何を指すのでしょうか?

あなたが「これまで我慢してきたこと」「危害を加えそうになってしまう気持ち」、それは私には絶対に手に入らないものなので、そこに対する憧れや焦りは、痛いほどわかります。

ですが相手も人であり、そこには気持ちや感情があります。「自分」を見てもらえず自分の中の「女性」だけ見られていたとしたら、相手はあなたに心を開くでしょうか、親密な関係を築きたいと望むでしょうか?

あなたが学校でも職場でも、女性と関係を持つことが困難になったのは、本当に男女のかかわりを持たず、サークルの仲間が女性と親しくなるのに消極的だったからなのでしょうか?

あえて言語化しませんが、あなたが女性に求めているものは、なんでしょうか?

それを芯から認めたときに、あなたの中で、男性とのかかわり方、女性とのかかわり方、人とのかかわり方、は大きく変わってくるかと思います。

決して、あなたが望んでいることを否定しているわけではなく、至極当然の感情だと思います。人生を左右する大きな問題だとも、少なくとも私は思います。だからこそ、「自分がどうしてほしいか」から「相手に何をしてあげられるか」に「進展」して、よりよい関係を築き、一方通行ではなく双方のお互い高めあう関係性の中で自然に手に入れてほしいと切に思います。

【感想2】

読んでみて、思春期から現在まで、女性への強い憧れがあるのだなという印象を持ちました。それに加え、男性を避けているとのこともあったので、「男性」と「女性」が人生にかかわるテーマになっているのかなと推察しました。それだけ性別への意識が強くなるのには、どんな理由があるのかなと素直に疑問に思いました。「男らしく」と言われたり、性別に関する価値観を強化されたりする経験があったのでしょうか?よかったら教えてほしいです。

また、あなたは男性としての役割を遂行しなければならないと(無意識でも)強く感じているのではないでしょうか。1人1人個性をもって生まれているのに、性別に込められた役割や価値観になりきることは、負担が重そうです。

すでにご存知でしたら申し訳ないのですが、男性ゆえの生きづらさをジェンダーの視点から分析する「男性学」なる学問があります。その関係の本を読んでみると、もしかしたら生きづらさに関わるヒントが得られるかもしれないと思いました。

【感想3】

経験談を寄せてくださってありがとうございます。自分の存在を危うく感じるほど人間関係に難しさを感じていることは伝わってきました。どのような人間関係を持ちたいかは人それぞれだと思いますが、男子校という特殊な環境にいた経験などから、自由に人間関係を築くことを制限されているような気持ちになっても不思議ではないと思いました。

ただ、焦ってしまうとあなた自身に負担がかかり、これからあるかもしれない人との出会いを見つける余裕もなくなってしまうのではないか…と思いました。もし人生をより豊かにしようとするなら、一人の理想の相手との出会いがあるかどうかよりも、性別にこだわらず身近な人たちと尊重し合える関係を創れるように意識してみるのはどうだろうかと思いました。いつもできるだけ身近にいる人を尊重しようとしていれば、相手も安心して関わってくれるのではないかと思いますし、そのなかで親しい関係が生まれることもあるのかもしれません。私も身近な人との関わりが難しいと感じることがありますが、焦らず自分のペースで関わっていくしかないのかなと思っています。

それと、あなたは性(セクシュアリティ)を男と女の二つに分けて考えていませんか?実際の性はもっと複雑なグラデーションの組み合わせのようです。見た目だけでは決められないのです。ところが、学校や既存の社会制度では、見た目だけで男女の二つに分けられてしまうことがあります。それは大きく間違った性教育で、私たち自身に偏見を植え付けてしまってきたと思います。最近でこそやっと、様々な人が声を上げて、世間の常識も変わってきました。ぜひ性の多様性・複雑性について一緒に学んで考えていきたいと思います。

~感想を読んでの返信~

【感想1】について
女性関係のみならず、男性とも、性別を問わず親密な関係は築けているでしょうか。
⇒学生時代男女が集まるサークルで一番最初に知り合った男友達を通じて女性と会話することがなかったどころかその男友達のせいで女性と関わることが出来なかったのに、職場で一緒になったおばちゃんは僕が何も頼んでいないのに別担当の女性と親しくなるきっかけを作ったりしてくれたり、派遣会社の担当者にしても男性に不快な対応されたのに対して女性の人はちゃんと対応してくれました。よって女性と親密な関係を持ちたくても男性とは持てそうにはないです。

あなたは、今の相手の女性のことを、きちんと一人の人として見ていますか?彼女は何が好きで、どういう人で、何に価値を置き、あなたとどういう関係を築きたいと思っている方なのでしょうか?年齢的に性体験を持ちたい気持ちは男性として当然かと思います。まして今初めて手の届くところに来ているのですから。あなたが望む「進展」とは何を指すのでしょうか?「完全な男女の関係」とは何を指すのでしょうか?
⇒性的な関係を持ちたいですが、若い時ならお互いが新鮮な気持ちで好奇心旺盛なので時期に経験出来ると思いました。しかし年齢的に相手がそういう気持ちがなく単に集まって会話するだけなら、彼女でも既婚者でもあまり変わらないのではと思います。
大人が未成年と合意の上で関わっても犯罪なのに、学生同士なら純粋な恋愛と見られることに理不尽だと思い、普通なら学校生活を通じて思ったり感じたりして経験出来ることを、自分は人間関係を無視した教育環境で過ごしたことで経験出来ず、学歴に何の価値もない引きこもり同然の人生を過ごしてきたことが、「これまで我慢してきたこと」「危害を加えそうになってしまう気持ち」に繋がります。

【感想2】について
「男らしく」と言われたり、性別に関する価値観を強化されたりする経験があったのでしょうか?
⇒正社員の時、そんなん女の子でも出来ると言われたり、業務分担や残業も男性だけでしていて、仕事に限らず男女一緒でも問題ないことを男性ばかりでやっていたので、おかしいと思ったり男性だけでするなら一人の方がいいと思ったりしました。女性がいない環境で言葉による性暴力の被害を受けたりして、こういう女性蔑視している男性のせいで自分も世間からそういう男性と思われているのではないかと困っています。

【感想3】について
男子校という特殊な環境にいた経験などから、自由に人間関係を築くことを制限されているような気持ちになっても不思議ではないと思いました。
⇒男子校だったからか卒業して間もない頃に問題となったブルセラショップを否定的に見ることが出来ず、その後も一般の女性と会話なくTVや写真で見るのと同じだったので不健康でしたし、普段男性ばかりの所にいたら電車に乗った時に近くに女性がいると痴漢する男性がいてもおかしくないとか、性犯罪者には男子校出身が多いのではと思ったりします。電車もそうですが職場の隣の席は女性の方がいいですし、レジも男性だと不快な対応される時もあるので極力女性の所に並ぶようにしています。

これまでの人生は、女性との交友に男性の存在が邪魔だったので、男性は百害あって一利なしだという結論に至りました。

~返信への返信~

感想を読んでのお返事ありがとうございます。あなたが男性を苦手になった経緯がよりリアルに伝わってきました。そして、社会を広い視野で見ることもできる方なのだろうと思いました。

たしかに、男性しかいないという異質な空間で「人間関係を無視した教育環境」にいれば、女性を人として見ることが難しくなる傾向はあるのかもしれません。しかし、少なくとも「女性蔑視している男性のせいで自分も世間からそういう男性と思われているのではないか」と不安に感じているあなたは、女性を蔑視したくないし、性別問わず対等に関わっていきたいと思っているのでしょう。それなのに、これまで周りの男性たちから性的な嫌がらせやパワハラを受けるなど、自分の理想とは逆のことが起こりすぎて、男性が苦手になったのだろうと思いました。

教育環境では、多様な人たちが相互に対等な関わりを経験して学ぶことが大切ではないかと思います。しかし、これまでの学校では過剰な同質化・均質化とも言うべき教育が行われてきたと思います。まるで社会で役立つロボットを作るかのようにカリキュラムに沿った指導が行われ、そのレールに乗れなければ排除されてしまい、(学校にもよりますが)恋愛はだらしない無駄なこととして禁止あるいはタブー視される傾向があったと感じます。これでは対人関係に自信が持てなくなるのも不思議ではありません。

どうすれば、もっと自由に対等に人と関わることを学べるのでしょうか?これからも一緒に考えていけたらと思います。

それから、女性蔑視を批判する場合でも、逆に男性蔑視をしてしまっては、結局同じことをしていることになってしまいます。なかなか難しいところですが、適切に感情をコントロールして、本当に豊かな人間関係とはどういうものなのかお互い試行錯誤していけたら、と私は思いました。