絆ってなんだっけ

静岡県/10代/女性


私はこの春から高校生になりました。
私は中学2年のときに起きたある出来事がきっかけで人を信じることが出来なくなりました。

私のいた中学は2年生の時に修学旅行に行くのでその班などを決めていたときの事でした。当時私は2人の仲の良い友達(aさんとbさん)がいました。そして、好きな人もいました。私は仲の良いその2人だけに好きな人を教えていて2人とも応援してくれていました。でも、それは見せかけでした。「一緒の班になろうね」と約束していたのに私だけ班に入れてもらえず、しかもその2人は私の好きな人を班に入れました。
その2人は私が好きな人と一緒の班になりたいのをわかっていて私を完全に1人にさせるためにそうしたようでした。応援してくれていたのに、今まで仲良くしてきたのに、一緒の班になろうねって約束したのに…。そんな気持ちが込み上げてきました。人前では絶対に泣いたりしないと決めていた私ですが、この時ばかりは涙が出てきました。そのとき、aさんが私に近づいてきて、こういいました。「人数の関係でこうするしかないから、ごめんね。」と。でも、それは嘘だとわかりました。なぜなら、班にはもう1人入れるはずだったからです。そして、aさんのそう言った後の顔は全く罪悪感を感じていない顔でした。離れたところにいたbさんはニヤニヤしていました。他のクラスメイトやクラスの中の同じ部活の人は遠くから様子を見ているだけで、私を自分達の班に誘おうともしませんでした。そのとき私は自分の身体の中もしくは心の中でなにかが千切れたような感覚を感じました。「ああ、私は信じていた人達に裏切られたんだ」と、自分でも嫌でもそう感じました。そのあと家に帰り、自分の部屋で泣きました。あの感覚とあのaさんの顔が嫌というほど頭から離れませんでした。

その日は塾がありました。塾には同じクラスの人が何人かいたので行きたくなく、親に「今日は塾行きたくない。」と言いました。親はなんで行きたくないのかと聞いてきたので「学校で揉めたからクラスの人に会いたくないから。」と言いました。でも親は「そんなのことで塾行かないとか許されると思ってるのか」などと私を責めてきました。さんざん聞きたくもない暴言を浴びせられ、数十分後に親は部屋から出ていきました。しばらく部屋でぼーっとしていると親が戻ってきて「bさんから電話がきて、『今日のことは〜だから〜で』と、必死な声で言い訳のようなことを言っていた」と、言われました。bさんは私が教室で少し泣いていたのを見て、自分のせいじゃないとわざわざ言い訳するためだけに電話してきたようでした。私はそれを知って、「私はあんなやつらとの友達の絆を信じてたのか」と、あらためてガッカリというか絶望しました。
そして私はその日塾を休み、もうクラスの誰とも顔を合わせたくなくて次の日に学校に行きたくないと親に言いました。ですが、親は「塾をサボっておいて学校までサボる気か」とまた暴言をはいてきて、何もかも嫌になりました。結局次の日は金曜日だったので土日で気持ちを切り替えて月曜日からまた学校に行くという条件付きで学校を休みました。

月曜日、私は学校に行くのが怖くてたまりませんでした。教室に行くとクラスメイト達は私とは反対側に集まっていて、ヒソヒソと私に視線を向けながら喋っていました。なかにはクスクスと笑っている人もいました。その中心にはaさんとbさんがいました。あとから聞いた話だとaさんとbさんは私の好きな人をみんなに言いふらし、あの出来事はただ私は仲の良かったあの2人と一緒の班になりたかっただけなのに、『私が好きな人と一緒の班になりたくてわがままを言ってもめた』という風に広められていたそうです。

こんな出来事があったせいで私は人を信じることが出来なくなりました。例えば、今まで仲良くしていた人でも本当は私のことをこう思っているんじゃないかとかいつか裏切るんじゃないかと深く考えてしまうようになりました。また、今までは普通に自分から人に話しかけられたのに話せなくなったりしました。
まとめると、全体的に人が怖くなり、信用出来なくなりました。 

今、その出来事から2年たちますが、未だにその時のトラウマにとらわれています。

【感想1】

この春から高校生とのことですが、コロナの影響で、学校はお休みですか?中学校のつらい経験を書いてくれましたが、今学校がお休みであることはあなたにとってちょっと安心なのか、高校生活はわりと楽しみにしていたのか、どちらでしょうか?
経験談を読んで、とても詳しいので最近のことを書いてくれたのかと思ったら、最後に2年前の出来事と聞いて、驚きました。それだけ、あなたにとって強く残っている出来事なのでしょう。今回、書いてみて少し気持ちは変わりましたか。繰り返し誰かに伝えたり、自分に起こったことの意味やその時の気持ちなど思い起こして、自分なりに意味づけすると過去の記憶も少しずつ変化していくのではないかと思います。これから新しい高校生活が始まります。私は学校だけがすべてではないし、友達もそんなに簡単にできるものではないのではないかと思っています。もし、学校や家でつらいことがあって、一人で抱えきれなくなったり、周囲に話せる人がいなかったりしたら、死にトリに来てください。一緒に考えることはできると思います。

【感想2】

トラウマになっている中学生時代の経験を教えてくださり、ありがとうございます。なぜ今このことを書こうと思ったのか、気になりました。高校生になったということで、人間関係の変化もあったのでしょうか。

信頼していた人からの裏切りは心に傷を与えるので、あなたがトラウマにとらわれているというのは理解できます。人と信頼しあえる関係を創りなおすことには、時間も労力もかかるだろうと思いますが、周りの人たちと協力すれば、とても貴重なプロセスになると思います。また死にトリであなたの思いを共有してもらえたらと思います。

【感想3】

体験談をお話しいただきありがとうございます。とてもショックな出来事だったと思います。学校という特殊な閉鎖空間や利害関係のある小さなコミュニティなどでは、時に人は自分を守るために残酷になったり、誰かを排除することで自分を守ろうとするようです。また、この班決めの際に他のクラスメイトや親など、理解者や、あなたが本当はこうなんだ…と話せる相手がいなかったのも、人を信じられなくなってしまう事に拍車をかけたように思います。

絆って、なんでしょう…体験談を聞かせていただいて、私も改めて考えさせられました。

今回の件は、あなたが今後もう一度信頼する価値のある相手のようには感じませんでした。とはいえ生きていくのにはある程度は人に関わらなくてはならない場面もあります。これからたくさんの人に出逢い、自然とその人と関係を築けるかもしれない、と感じることが出来たときに、改めて考えることにして今は人が怖い自分」でもいいのではないでしょうか。無理に人を信用する必要もないのかなと思います。それが今のあなたを守る方法なのでは、とも思います。このサイトでは「ここチャット」や「とりコミュ」などでゆるく人と対話したり、繋がったり、ということができます。もしよければ、ゆるい人間関係、というのも体験していただけたら、と思います。

【返信】

感想ありがとうございました。感想を読んで、少し心に余裕が出来たような気がしました。
私があの経験談を書いたのは、あのトラウマからなんとか抜け出して、新しい気持ちで高校生活を送りたいと思ったからです。
私はこの春から高校生になりました。あの時のaさんbさんとは違う高校になりましたが、その時の好きだった人とは同じ高校でした。でも、その人は中学の卒業式の時に私に「あの時は助けてあげられなくてごめん。」と言ってくれて、もう今は大丈夫です。
ですが、私はまだあのトラウマをぬぐいきれていません。人を信じることはまだまだ難しいかもしれません。でも高校生になったのを機に変わっていきたいと思います。これからはaさんbさんよりも最高の信じれる友達を作っていきたいです!