自分のことがよくわからない


福岡県 20代 女性


初めて自傷をしたのは小学4年生くらいのときでした。学校で使う彫刻刀で指や足を少し切る程度でした。高校生になって彫刻刀がカッターに変わりましたが、刃を皮膚に当てて軽くひくような感じだったので傷は浅かったです。大学生になって、カッターを強く押し当ててひくようになり、そのうちカッターがカミソリに変わり、一気に傷が深くなりました。社会人になってからもやめられず、脂肪まで切って皮膚科で傷口を縫合してもらうこともありました。

自傷を始めた原因は家族にあったのですが、今は家族関係は良好で、仲良くやっています。私は精神的に落ち込むこともないし、楽しめる趣味もあるし、少ないけど仲の良い友人もいて職場の人間関係も良好で、特に大きな悩みもなく生活しています。
ただ、10年以上前からストレス発散方法の一つとして自傷をしてきたので、ストレスを感じたら切らずにはいられません。運動や買い物、やけ食いと同じく、自傷がストレス発散方法として私の中で完全に定着してしまっています。嫌なことがあって悶々としていても、切ったら途端に気分が晴れるのでやめられないんですよね…。
このサイトに投稿しておいてなんですが、死にたいわけじゃないと思います。特に悩みもなく生きてるし、本当に落ち込んだりすることもあんまりないんです。気分の落ち込みで悩んだ事もないので、心療内科や精神科に行ったこともないです。腕の傷跡を見て、いつかめちゃくちゃ後悔するし困るんだろうな、とか考えるんですが、まあどうにかなるか、と明るくやり過ごしています。
でもこの前、痛いし怖いので切りたくないけど、切らないと気分の落ち込みから抜け出せないから切らないといけない、と思って焦って腕を切った時、自分何やってるんだと初めて思いました。23にもなって何やってるんだろう…惨めな気持ちでした。

家族や友人だからこそ打ち明けられない話なので、ここに書かせていただきました。死にたいわけじゃないけど、いつか死にたくなるんじゃないかと少し怖いです。

感想1
自分の気持ちにも行動にも、あなた自身が振り回されているようなところがあるのかなと想像しました。
自分の気持ちにじっくり耳を傾ける余裕があまりないまま、依存行為に頼っているとすれば、自分の気持ちがよく分からなくなってもおかしくないと思います。
今は人間関係もよく、大きな悩みはないとのことでしたが、その状態を作る(キープする)ために何かしら自分の気持ちを抑えたり、周りの人に合わせたりすることがあるのだろうか?と考えました。
悩みや気分の落ち込みがあるときに限らず、誰もが人の支えを求めていいと思います。そして支え合いの場は専門機関だけではなく、日常の中でいろいろな選択肢があってほしいなと思います。
経験談の投稿も、サイトを訪れる人たちにとって、お互いのリアルな思いや生き様を知る機会になり、支え合いの形の一つになるように思います。発信していただきありがとうございました。

感想2
経験談の投稿、ありがとうございました。

「自分のことがよくわからない」というタイトルですが、自傷行為があなたにとってのストレス発散方法となっていることや、自傷行為を始めた原因として家族が関係していることを理解していることが分かりました。その中で、23歳の時に「自分何やってるんだ」と感じた時から、さらに自分のことを考え、「死にたいわけではないのに」「自傷行為をこのまま続ける訳にはいかないけれど、どうしたらいいのか分からない」「今後いつか死にたい気持ちになるのではないか」といった不安のような気持ちが強くなったのではないかと、私なりに想像しました。その気持ちからこのタイトルになったのかなと考えています。

小学4年生から続いている自傷行為が、運動や買い物ややけ食いと同じ感覚のストレス発散方法なのであれば、今が、家族の関係や人間関係が良好でも、根付いた感覚を辞めるというのは、簡単なことではないと思います。ただ、その方法が家族や友人に話したり、相談したり出来ないものであれば、あなたが今まで悩みを抱え続けてきたのではないかとも思いました。文章の中から、あなたの生活では、今は人間関係良好で、特に大きな悩みはなく、精神的に落ち込むことも少ないとあり、明るい人柄なのだろうと想像しかけましたが、もしかしたら、そのあなたの性格や振る舞いも、自傷行為と同じように、無意識のうちに、悩みや辛さなどを、周りに悟られないように身についているのではないかと、私は思いました。

死にトリは、〜「死にたい」のトリセツ〜というタイトルですが、あなたの経験談のように、「いつか死にたくなるんじゃないか」についても話せる場であると考えています。生活の中では、「死にたい」について考える場面って少ないと思いますので、この投稿によって、また別の視点から一緒に考えていきたいと思いました。

今は「死にたいわけじゃないけど、いつか死にたくなるんじゃないかと少し怖い」ということですが、今後の自分の気持ちって誰にもわからないという怖さはあるよなと私も思いました。死にトリを通して、この気持ちを少しでも軽くできるといいなと思っています。