北海道・15歳・女性
高1の女子です。今は不登校で病院に通っている身です。
不登校になった直接の原因はあまり無いのですが、高校に入ってから、自分にとっての「良いこと」が全然無かったんです。「良いこと」があっても「悪いこと」に塗りつぶされてしまう。
そのうちに心が「悪いこと」で染まって黒くなって辛くなりました。
そうなったのはなんでか…
夏休みの少し前の学校祭から少しずつ辛くなっていってたのが積もり積もったのでしょうか?
この学校祭の出来事を話すと①トイレにこもってたところに盗撮みたいにスマホを壁の下の隙間から入れられショックだった(しかも犯人はクラスメート)、②疲れて机に伏せていたところにキツい口調で「寝るんなら帰れば?」と言われてザックリと心を切られた感じがしたんです。
問題はこの後なんです。夏休み明け、地理の授業で暴言を吐かれたんです。内容は、私の笑顔が気持ち悪い、という事と、先生は昔だったら私を殴っていた、という事でした。この日、帰った後に号泣しました。
その日から学校には行けなくなってしまい、今に至ります。今は父にキツく当たられて辛い日々です。泣くことも多くなってしまいました。
でも、母は私に寄り添ってくれる存在です。その存在がいるだけでも嬉しいのですが、今度は母が私の泣いている姿を見て泣いてしまうのです。
母は私のことが見てられない。そして、私も泣いている母を見てられない。
なんだか少し辛いです。居づらいです。ちょっと嫌になって来たかもしれませんね。
コメント1
つらい気持ちのところ、経験談を書いてくれてありがとうございます。
不登校にははっきりとした原因がない場合がよくありますし、人の気持ちは複雑ですから、いろいろなことが積み重なって「学校に行きたくない」という結果になるのだろうと思います。でも、何か嫌なことがあると「原因は何か?」と考えたくなりますよね。原因が分かったら、解決する方法も少しわかりそうだからです。
あなたの学校に行けなくなった原因が何かわかりませんが、あなたの経験談を見て、2つはっきりとわかったことがあります。
1つはどんな原因があろうとも、あなたが学校で受けたような仕打ちを受ける理由にはならないし、相手にどんな事情があろうとも、そうした仕打ちで人を傷つけることは不当で、決して許されることではないことだということです。
もう1つは、そんな理不尽な思いをするような学校に行きたくないのは当然で、あなたには行かない選択をする権利があるということです。
ただし、学校に行かない選択をした場合に不利益になる社会の事情があることや、いじめられる方にも原因があると言って、いじめられる側に原因を求めようとする風潮があることも実態です。一人ひとりを大切にする文化や土台がまだまだ弱いことを痛感します。
でも、あなたのように声を上げてくれる人がいることで、一人ひとりを大切にする文化や土台が少しでも育つきっかけになるかもしれません。私たちはそうした声を大切にしたいですし、一緒に考えていきたいと思っています。
コメント2
心が「悪いこと」に塗りつぶされてしまうのは辛そうです。高校でのことはあなたにとって、自分を大切にできる感覚(自尊心のようなもの)を傷つけてしまう大きな出来事だったのだろうと思います。
クラスメートに繰り返し暴言を吐かれたり、嫌がらせをされたりすれば、学校に行けなくなるのは自然なことですよね。その高校はどんな雰囲気で、どんな先生がいるのかな?と思いました。もしかすると、人をいじめるのは悪いことだからみんなで食い止めようという文化があまりないのかなと思いました。
今はお母さんが寄り添ってくれる存在なのですね。そんな大切なお母さんが泣いていると辛い気持ちにもなりそうです。学校や病院あるいは他の場所で、あなたのことを理解してくれる人に一人でも二人でも出会えるといいなと思います。死にトリでは「よりそいチャット」だけでなく、実際に集まって交流できる「リアル居場所」も開催するので、よければ参加してもらえると嬉しいです。
コメント3
学校祭での出来事や授業での暴言があれば、学校に行けなくなっても不思議ではないなと感じました。というか、それだけ傷つけられれば学校に行けないのは自然な反応だと思います。それに、あなたを守らなければならないはずの大人が暴言をするのは不当ではないでしょうか。ちょっと極端かもしれませんが、そんな人のいる学校に行かなくても、あなたが責められる道理はないと思います。
「悪いこと」に苦しめられているあなたが、家できつく当たられるのは理不尽だとも感じます。寄り添ってくれる方がいて少し安心しましたが、他に寄り添ってくれたり自分の気持ちを思うがままに話せたりする人はいますか?もしかしたら、もう少しそういう人が増えると、居づらさや心の「悪いこと」が緩和されるかもしれないなとおせっかいにも考えてしまいました。嫌な先生もいるようですが、担任の先生やそうでなくても話しやすい先生、スクールカウンセラーなど頼れそうな大人がいれば、頼ってみるのも手段の一つだと思います。