ここチャット「「自分らしさ」と言うけれど、それってなに?」実施レポート(2021/09/27)

2021年9月27日は「「自分らしさ」と言うけれど、それってなに?」というテーマでここチャットを実施しました。参加者は8人でした。

最初に3つの質問を自己紹介として書いてもらいました。

①「自分らしさ」と似ている・近いと思う言葉を教えてください。

  • 個性、性格、興味、考え、感動
  • ありのまま
  • アイデンティティー、自己、個性
  • 自主性、主体、私的、自然
  • へんくつ
  • 個性的、だと思います
  • 個性

②「自分らしさ」について、どんなときに考えますか?

  • これからどうしたいのかを考える時
  • らしくないと言われた時
  • 他の人から○○らしいねと言われたとき、物を買うとき
  • 満喫しているとき、人と違うなぁと気づいたとき、最近だと私は半袖なのにセーターを着ている人を見かけたとき
  • 周りの空気が凍ったり固まったとき
  • 自分の長所とかを聞かれたとき
  • 常に考えています

③自分にとって「自分らしさ」はどのくらいの価値があることですか?

  • 量はわかりませんが、常に価値はあるものだと思います。
  • 常に自分らしくありたいと思っている
  • 自分らしさは世界平和と同じくらい大切です。
  • 他の人から見て「自分らしい」かどうかはどうでもいいです。でも自分の感覚を否定したくないという意味では、大切だと思っているかなとも思います。
  • プライスレス
  • 自分の感覚を大切にしたいという点で大切なものだと思います
  • どのくらいと言われると考えてしまいます。正直分かりません。

自分らしさを考えるとき

②の回答から、「人からの指摘を受けたりリアクションがあったりした時(比較)のパターンと自分でなにかを選んだり、考えたりする時(自分の中で完結)のパターンがあるんだなー」と分析する人や、

「私は周りを第一に考えてしまい、自分の事をおざなりにしてしまい、今、自分が何をしたいのか見失う事が多々あります。結果、周りからすると何を考えているか、分からない人に見えるようです」という人、

「割となにかを選択する時にも考えます。わたしは自分の『自分らしさ』というのになかなか許可を出せなく、これでいいのかな?と考えたりもしてしまうので、その時によく…」など自分の感覚を書いている人もいました。

自分らしく振る舞うむずかしさ

自分らしさについて「許可を出せない」と書く人に対して、「許可を出すのに躊躇する『自分らしさ』って、例えばどんなことなのか」と質問する人がいました。

「わたしは仕事や生活、大きな選択の前で『自分が本当はどうしたいのか』がわからなくて。誰かにOKを出してもらわないと、自分らしい考えだ!と思えないんです。自分の感じたことを信じられないというか…そこを信じられないと、自分らしさも積み上がらないなぁと思ったり…許可していいのかなぁと…その時に自分らしさを考えたりするなぁと思いました。」という返事があり、

「○○さんにとっては、だれかにOKを出してもらわなくても自分がどうしたいかに基づいて選択ができるというのが、自分らしさなのかなーと聞いてみて思いました」

「それは自己決定に近いですが、おっしゃられる通り『自分らしさ』の一部分ではあると思います!『自分らしさ』って、とても幅の広い言葉だと思ってます」とやり取りが続きました。

周りを優先すること

また、周りを優先して行動することが多いと書いていた人に対し、「感覚的には『違ったな』『嫌だったな』みたいになることも多いのでしょうか?それとも『これはこれで』という感じなのでしょうか。『自分をおざなりにする』とあったので、どのような食い違いがあるのかな?と気になりました」と質問する人がいました。

この質問から以下のやり取りがありました。

「『嫌だったな』という気持ちが圧倒的に多いかもしれません。私が我慢をすれば、うまく回るというような思考のクセがあり、その時は確かに上手く行くのですが、私が精神的に調子を崩してしまったりするんですよね。そういう事を何度も繰り返していて、自分が何者なのかさえ分からなくなる事もあります」

「我慢というのは、自分の好みとか気持ちがあるけど、それを抑える感じがします。そうしてると、好みや気持ちの取り扱い方がわからなくなったり、感じることが難しくなることもありそうだと思いました」

「確かに常にどこかで自分を抑えてる感はあります。仕事だと、我慢して当たり前だという思考が働いてしまうので、なかなか自分を優先にする事が出来ない時も多いので…」

体調との関係

自分らしさと体調について考える人もいました。

「自分らしさを抑えるとやっぱり体調に割と出ますよね」「私は周りがしていることを自分もしないといけないと思っていた時期が長く、そのときは自分が合わないことをやっている自覚なく体調を崩していました。最近はわりとマイペースに過ごしているので体調がよくて、『あ、今までは体調悪かったんだ』と気づき始めています」というやり取りがありました。このやり取りをきっかけに、自分の適職について考える人もいました。

パーツが合わさって「自分らしい」?

「生き方そのものが自分らしさになりますね」という言葉から、「生き方のパーツといって良いかどうかわからないけれど、感じ方や考え方や取り組み方のひとつひとつ、そして組み合わせもその人らしいって感じることがあります」という考え方を書く人もいました。

これに賛同し「『自分が何に感動するかを知っていること』が『自分らしさ』ではないか、という言葉をこの間SNSで見まして、その通りだと思いました」という書き込みがありました。

ここから、

「感動とは自分の感覚が揺さぶられること、心が震えるようなことだと思いますが、私はそれがまず身体感覚として知覚されて、ドキドキしたり涙になったり、震えになったりしていく中で、気持ちとしての喜びのような気持ちとして認識していきます。その感覚を否定しないで日々味わっていられることは、自分らしくいられることにすごく近いと感じました」と書いた上で、「自分らしくいる、ということには①感覚や感情を自覚する②それを否定せずにいられるの2つの要素があるかな?と思いました」と分析する人もいました。

自分らしさと「相性」

「自分らしさが常識と違うとそれで周囲から色々言われたりもするから、私は親しい人以外には見せないようになりました」と書く人がいて、「何か、すごくもったいない感じがしました。常識そのものが変化しているし。自分も歳をとって図々しくなったからかも」と考える人もいました。

「自分と違うものを受け入れられない人も居ますから、それはもう相手にもよるところあるかもしれないですね」と書く人がいたり、「『自分らしさ』は相性とも切り離せない、ということに気付き始めました」と考える人もいました。

これらのやり取りを経て、「自分らしく生きる為には、自分の向き不向き。得意不得意。好き嫌い。を把握するのも大切だなと、改めて気づきました」と考える人がいました。

失敗や傷つきから知ること

また、「失敗や傷つきから自分らしさを知るってことがあるなあ」と考える人がいました。

この言葉を元に、「失敗や傷つきは、自分らしさと取り巻く環境の不一致で起こることが多いから、対応を突きつけられることが多い…のでしょうか」と考える人もいました。

「失敗や傷つきで落ち込んで、『くよくよを趣味にしている人』と評されたことがありました。マイナーでネガティブな自分らしさを、メジャーな人たちにポジティブに表現して貰ったのかも知れないなあ。記憶を塗り替えておこうかな」という投稿から、

「『マイナスな自分が大好きな人』と評された事があります。今は、確かにそうかもねと笑って受け入れられるようになりました」という声も出ました。

「マイナスは何も悪いことじゃないですし、何事にもいい面悪い面両方あって、それぞれただの情報だと私は思っているので、そう評する方のマイナスの定義を聞いてみたいですね…!」「言い換えれば、振り返りができる、次の対策だったりを考えることができるってことだと思いますし」と考える人たちもいました。

参加者の感想(抜粋)

穏やかな時間でした。「自分が何に感動するか」を知ることは自分らしさを知ることにつながると書かれる方がいて、納得しました。自分の感覚や好みを知り、それらのことを否定する必要なく生活できればいいと感じました。
他の方々の話や体験談を聞いて、自分だけじゃないんだなぁとおもいました。共感できる部分や、初めて気付いた部分もあってとても有意義でした。参加できてとても良かったです。
皆様の思いに触れ、自身も発言する中で、苦手な事は無理に克服しなくても良い事。自分の向き不向き、得意不得意、好き嫌いを把握するのが、自分らしく生きる第一歩なのだと改めて気づきました。マイナス思考は良くない事だと思っておりましたが、逆をいうと振り返りが出来る人という考え方にも触れ、初参加でしたがとても良い勉強になりました。
トークを展開してくださるサポーターの方がいらしたのかわからないですけど、いてくれたらもっと楽しかったなと思いました。でも、自分の意見も整理できて、ひとの話も聞けて、すごくいい時間になりました。ありがとうございます
なんとなく、みなさん自分らしさを発揮できずに苦しんだ経験があるのかな?と思うような雰囲気がありました。だからこそ、自分らしさを発揮することや環境の重要さをわかりあえ、心地よい時間になったのかな?と感じています。議論が深まるというより、共感が多い時間でした。