ここチャット「依存ってどういうことなんだろう」実施レポート(2021/07/04)


7月4日のここチャットでは「依存ってどういうことなんだろう」というテーマで話し、3人が参加しました。

最初に、スタッフから2つの質問をしました。

・最近ハマっていること(あれば)

この質問には「夜更かし」「SFアニメを見る」「旅行」という声があがりました。

・「依存」に似ている・近いと思う言葉をあげてください。

この質問には「信用」「期待」「執着」「頼る」「寄りかかる」「傾倒する」「誰かに縋って息をするイメージ」などの意見が出ました。

似ている・近いと思う言葉から、依存という言葉について「①傾いたり寄りかかるイメージ②『この人やものはこうだろう』と期待(信用)するイメージの二つがあるのかな」と分析する人がいました。

「なぜこのテーマに興味があったのか?」という参加者の質問から「誰かに依存してるかもしれない状態だから」「人と密接に関わると依存しそうだけど、依存と依存以外の違いも難しいと思ったので」という声があがりました。また「自傷行為をしたくなったことはあるけど、したことはない」「人への依存はしていないと思うけど、仕事に依存気味かもしれない」という声もありました。

「依存してる方が、元気でいられることがある気がする」「依存してもいいかなって言う思いもあって…」という意見がありましたが、「相手のちょっとなことで一喜一憂する」ことに困っていたり、「依存している先が自分から離れていってしまうのではないか」と不安になることもあるようでした。「落ち着けるための方法がそれ(依存)しかないときに、それをなくすことは危険で、むしろそれを使いながら、安全な場所を広げていくしかないのかな」という話がありました。

「依存をやめて自立しなさい」と言われたことがある、と話す参加者がいたことから、「自立って何だろう?」と考えました。
「誰にも何にも依存せず生きるなんてできないけど、世の中ではそれが求められる?」「自立っていうのは幻想なのではないか、期待の押し付けみたいな」「実は先に、周りとか社会から期待を押し付けられているから、それに応えるために無理しないといけなくて、だれかに期待して寄りかからないと辛くなるのかも?」という考えもありました。

「依存は生存戦略なのではないか」という意見があがり、「生存戦略が一種類とかしか選べない状況が依存だからつらいのかな?他のバリエーションを増やすにはどうしたらいいのだろう?」と展開し、アニメや音楽で落ち着くこともある(それも依存かもしれないけど)と話しあいました。

最後に参加者からの感想を掲載します。

依存は本当に悪いのかな?と考え直す機会になりました。自分だけの力で生きていける人がいるわけないのに「自分だけで生きていくのが普通」という考え方がある気がして、それが依存を悪いことだという背景にあると思いました。「依存は生存戦略」という話があって、戦略を増やすためにはどうしたらいいのかな?と気になりました。そのあたりを、これからもっと考えたり、話したりしてみたいと思いました。

世の中では、依存は自立の対極で、よくないこと、と言われるけれど、依存することで安心する、元気になる、生存戦略になる、というお話を聞いて、依存は必要なものなのではないかと思いました。
「自立しなさい」と言われるのは、人や社会から期待を押し付けられている、幻想だという考えが出てきて、期待の押し付けからは逃げたい…と思いました。
実際には逃げるところも無かったりして、代わりに依存に逃げているのかなと思うので、そもそも期待をするのはどうしてかな?と気になります。