生きるべきか死ぬべきか

熊本県・29歳・女性


私は17歳ぐらいから鬱状態で、心療内科に通い始めました。17歳になるまでは鬱や精神病のことなど自分とは違う別の世界の話だ、と思っていました。

離婚しており片親で、母親は夜勤が多く家にいても不機嫌。兄弟とも仲が悪く、だんだん性格や精神が捩れていったような気がします。軽い毒親で、私を露骨に無視したり、彼氏を作って出ていく、というようなことを聞かされたり、産まなきゃ良かった、と平然と言ってしまえるような、子供との接し方が分からない母親です。

機能不全家族を持つと、周りが羨ましく思えます。両親がいて、家事をするお母さんというものに憧れるんですね。

自費で大学を卒業した後、ブラックな会社を転々としました。仕事運が悪いというか、とんでもない上司ばかりで…私が至らないのかもしれませんが、精神科に入院しました。

その頃に親友を事故で亡くし、友達が自殺しました。私は悲しみの中で、どん底にいましたが、もっと強くならなければならないと奮い立たせていました。震災やら被災やらで精神がガタガタになりましたが…辛いのは私だけではありません、頑張るしかないと。

基本的にはパワハラ、モラハラなどは日常茶飯事で、とかく派遣の仕事は上司が怒鳴り散らしていて最悪ですぐに辞めました。

障害者手帳を取得して障害枠で入った会社も上司が怒りっぽく、物を蹴ったり怒鳴ったりしていました。福祉協議会に相談しましたが、監査の職員さんは2時間くらいで帰っていってしまい絶望しました(他力本願な私が悪かったのかもしれませんが)4年くらい頑張って、会社に貢献して周りに好かれていたし、どうにか暮らしていましたがストレスで胃潰瘍が治らず、賃金が安く貯金も出来ない、生活が困窮し、退職しました。

次は、毎日会社の社訓を読ませるような熱血で軍隊的な専門職の会社。エンジニア系の上司に「盗んで覚えるもんなんだよ、教えてもらおうなんて甘えは通じないよ」と言われ新人研修もなく泣きそうでしたが、見よう見まねで専門書を読み漁りどうにか仕事していました。毎日胃が痛くて辛くて泣いていて、1年くらいで自殺願望が高まりドクターストップ。

いまは休職中で、パソコンやデザイン系の資格を3つ取りました。体調の波があるため、フルタイムでは難しいので障害枠で探していますが……オープン(病気を伝えて企業に入る)より、クローズ(病気を隠す)で一般のパートタイムとかを探した方が良いのかな、と最近は思います。

とにかく働かなくちゃ、とずっと頑張ってきましたが、失業保険が切れる頃に自殺しようと思っていました。主治医から障害年金の話が出て、いま訓練的なリハビリをしながら頑張っています。

幸いにも大好きな友達が幾人か出来て、亡くなった親友や友達に「まだ生きてるよ、まだ頑張れてるよ」と心の中で話しかけたりします。本当に辛いことばかりだったけれど、きっとどんな人生でも、みんな形は違えど辛く、頑張ってらっしゃるのでしょう。自分だけではない、だからまだ頑張ろうと思っていますが…その反面、もう生きるのがしんどいなと感じます。

機能不全家族の家族にも迷惑をかけてはいけないから、ともう自殺の準備はすっかり整っていて、いつ死んでもおかしくはないです。ただ理性でまだ繋ぎ止められているだけの、古びて傷んだ縄みたいなものです、ちぎれた時は死ぬのだと思います。

なぜ生まれてきたのだろう、と考えない日はありません。楽をしたいと考えたこともなく、ただ普通に働いて生きていきたいだけで、どうして上手くいかないのだろうかと考えます。全部自分が悪いのかな、と自省します。

たくさんのしんどいを抱えて今日も生きています。

感想1

経験談を書いてくださり、ありがとうございます。内容と話の流れからまっすぐで真面目な人なんだろうなぁと思いました。そして、とても端的で簡潔な文章だと思いました。生きていることのしんどさと毎日向き合っている様子が強く伝わってきました。

「全部自分が悪いのかな、と自省します」とありますが、あなたは全然悪くないと私は思います。一方で自分が悪いと思いたくなる気持ちもわかるような気がしました。自分が悪いのであれば、自分が変われば、何とかすればこの状況から抜け出せるかもしれない希望が残るからです。でも、私はあなたは悪くないと思います。もしも、あなたが希望を残すために自分が悪いと思いたいのなら、一人で自省するのではなく、一緒に「私たちが悪い」ということにしませんか?あなただけが悪いのではなく、社会全体の問題として、ともに考えたいと思います。

あなたのように真面目に働いて生きたいと思う人が生き生きと力を発揮して働く場に出会えないのはとても残念なことです。今の社会は会社やシステムが優先され、組織や社会の都合に人が合わせなければなりません。私は本来、逆だと思っています。人の生活が一番大切で、一人ひとりが働くことができる、力を発揮することができる場を社会や組織が作っていくべきなのです。確かに効率は下がるかもしれませんが、人の犠牲の上に成り立つような効率の必要性を私は見出すことができないです。どんな職場だったら働くことができるのか、一緒に考えてみたいです。あなたの考えを教えてください。

感想2

経験談読ませて頂きました。
何とか働いてここまでやってきたのですね。「とにかく働かなくちゃ、とずっと頑張ってきた」という言葉が、私には投稿者さんのこれまでが凝縮されているように感じられました。

 暮らす(生きる)ために仕事をしてきた面も大きいと思いますが、親から否定され、生まれてきた意味を考え続けながら、嫌な上司達にも耐えて働いてきた姿を想像し、私には投稿者さんが働くことで社会の中での自分の価値(生きる意味)を保とうとしているようにも見えました。

 また、働く場所を何度か変えても上司に恵まれないことに、私の頭には、なぜ?と疑問が湧きました。職場では周りには好かれていたり、プライベートでの友人達など横のつながりは良好に見えるのに、「上司」という縦の存在に身体症状が出るくらいストレスが溜まっているように見えて、上下の関係が苦手なのか、怒鳴るなど他者の怒りが苦手なのか、そこに何があるのだろうと思いました。同時に、社会には怒鳴るなど怒りのコントロールができない人が多く、そのことで傷つく人も多いことを考え、社会全体が変わる必要性を改めて感じました。

 私には、働くことが投稿者さんの中で大きな存在となっているように感じられますが、投稿者さんは、働いて疲弊したことだけではなく、家庭でのことや親友や友人のこと、被災など沢山のしんどいを経験してきていると思います。

それらは、一人で抱えていると自分を苦しめ続けるだけの記憶になってしまうかもしれませんが、今回のようにお話してもらうことで、私たちが社会全体の課題に気づいて、解決していくためのとても貴重な鍵になると思います。たくさんのしんどい経験のなかで、どんな人や場所があれば、少しでも心身のダメージを小さくし、安心感を得られたと思いますか…?もし何かアイデアがあれば、ぜひ聞かせてください。

お返事

感想1さんについての返信

真面目と言っていただけて、嬉しいような、恥ずかしいような気持ちです。「あなたは全然悪くないと私は思います」という真っ直ぐなお言葉が、心臓を貫かれた様に感じました。どこかでいつも、私さえ我慢すればどうにかなる、どうにかなってきてしまった人生だったので…

「一緒に「私たちが悪い」ということにしませんか?あなただけが悪いのではなく、社会全体の問題としてともに考えたいと思います」というお言葉は、私の中に無かった答えです。経験談なので勿論、書いたことは主観的でした。ただ、”私たちが悪い”というキーワードにぐっと涙が滲みました。私も他社の主観世界の中では良い人間にも悪い人間にもなれます、私も誰かを傷つけているかもしれない、客観的に考えると、鳥瞰図の様な景色に沢山の人々が暮らしているのですから。

「人の生活が一番大切で、一人ひとりが働くことができる、力を発揮することができる場を社会や組織が作っていくべきなのです。(略)人の犠牲の上に成り立つような効率の必要性を私は見出すことができないです。どんな職場だったら働くことができるのか、一緒に考えてみたいです。あなたの考えを教えてください」

私たち労働者は、常に搾取され、障害があったりすると、ことさら白い目で見られがちです。個人経営の小さな会社ばかりだったので、上司と反りが合わないことが多かったかなと思います。また最近ハローワークのトライアル雇用で行ったレストランの仕事もまた上司が合わず、シフトや仕事のやり方など相談に乗って貰えず…残念ながら離職しました。同僚の方々はとても良い方々でした、心配してくださって…本当に残念です。上から上から、物を言われると萎縮してしまいます、そこに苦手意識があるのかもしれません。我慢すれば仕事自体は続きますが、もう疲れ果てたので障害サポートセンターで訓練やアサーション(自己啓発?)などで、自尊心を取り戻す練習をしています。どんな会社だったら…という質問へのお答えは、ただ一つ言えるのは、人権を尊重してくれる常識のある会社が良いということだけです。ありがとうございました。

感想2さんについて返信

「経験談読ませて頂きました。(略)働く場所を何度か変えても上司に恵まれないことに、私の頭には、なぜ?と疑問が湧きました。職場では周りには好かれていたり、プライベートでの友人達など横のつながりは良好に見えるのに「上司」という縦の存在に身体症状が出るくらいストレスが溜まっているように見えて上下の関係が苦手なのか、怒鳴るなど他者の怒りが苦手なのか、そこに何があるのだろうと思いました。」

読んでいただきありがとうございます。考えて見れば、どれも小さな会社でした。上司が変わり者、身内経営、常識に欠けているなどの共通点がありました。また、会社に入ってからそれらを知ることが多かったです。

中立的な立場で、空気を読みながら愛想良くしていたせいか、上司に舐められていたのかもしれません。同僚の方々には、どの会社でも大切にされてきました。(合わない人も勿論いましたが…)怒りをコントロールできない年上の方々を沢山見てきました。当たり散らしても怒鳴り散らしても仕事の質は落ちるばかりなのにな、と諦めながら仕事をしてきました。怒鳴られると委縮します。心臓が小さいのでしょう…変わりたいと思いますが、やはり怖いものは怖いですね。弱虫で申し訳ありません。

「働いて疲弊したことだけではなく、家庭でのことや親友や友人のこと、被災など沢山のしんどいを経験してきていると思います。それらは、一人で抱えていると自分を苦しめ続けるだけの記憶になってしまうかもしれませんが、今回のようにお話してもらうことで、私たちが社会全体の課題に気づいて、解決していくためのとても貴重な鍵になると思います」

そうですね。ふと死に鳥さんにメールをして、こんなふうに真摯に対応していただき涙が出ます。いまの社会には、吐露する場所がないのです。居場所さえ見失いそうな中、こうして一緒に考えてくださる方々がいるのだ、というだけで救われる思いです。ありがとうございます。

「たくさんのしんどい経験のなかで、どんな人や場所があれば、少しでも心身のダメージを小さくし、安心感を得られたと思いますか…?もし何かアイデアがあれば、ぜひ聞かせてください」

もっと気楽に一人きりになれる空間があればな、と思います。図書館とか美術館とかでも良いのですが、家にいるのもしんどい、というときに気軽に泊まれる場所。ビジネスホテルやら、ネットカフェやら、色々ありますが、ヒーリングに特化した場所があればな、なんて我儘を考えたりします。私以外にも、育児疲れや介護疲れの方々が気兼ねなく相談し休める場所があればと思いますね。ご親切にありがとうございました。