こんにちは。
僕は男です。
しかし、僕は女でもあります。
女として生まれてきたことに変わりありません。
どうしたら、このことを上書きすることができるのでしょうか？
どうしたら、普通の生き方ができるのでしょうか？
わからないことだらけの僕の今までの人生を少し聞いて下さい。

事の始まりは8歳のころ

小学3年生
僕の家はボロボロでした。
相談があっても、お母さんとお父さんはいつも部屋にこもっている。
ゴミだらけ、ダニまみれだった、洋服も、全部僕と妹で洗濯しました。
電気代、ガス代は、僕と妹で少しずつ出していました。
親は、居候のような感じで、深夜までずっと寝ているだけ。
深夜3時くらいに起きてきて、買い置きのパンやお菓子をもって、また部屋に戻っていきます。(たまにオフロに入っています。)
なぜ買い置きをしているかと言うと、親に、買っておいてと言われているからです。
買い置きを忘れると、おもちゃを一つ切られます。
7歳の時、買い置きを忘れてお気に入りのピカチュウのマスコットを半分に切られました。
でも、泣くともっと切られます。なので泣かずに何も言えないまま、そのおもちゃはゴミの仲間入りになってしまいました。

僕は、学校へ週に4回通っています。
残りの日はバイトをしています。
とにかくなにか、お金を稼げるものがないとヤヴァいので、寝る時間をを惜しんで動いています。
とにかく妹も、同じことにはなってほしくないという気持ちでいっぱいでした。
だから、今はこうするしかありませんでした。

次は、学校でのお話をします。
性同一性障害は、ここから始まりました。

11歳
小学5年生の秋。

僕は、男の子とよく遊んでいました。
小学校高学年になってくると体にも変化が訪れてきます。
お風呂に入るたびに気持ち悪くなって吐きそうになります。
それでも、妹のために耐えました。
いずれ、女の子とは何一つ口をきかなくなりました。
仲が悪いわけじゃないので、喧嘩というわけではないのですが、女の子たちはみんな僕のことを避けているようでした。
すこし、ここでムカッとしました。
だって、目が合うたびに、頬を膨らませてプイッと横を向くんですから。
学校での一人称は僕でした。
それがいけなかったのかよくわかりませんが、僕はほっときました。
別に、無理に僕から関わる必要はないのですから。
そんなこんなで、僕の小学校生活は幕を閉じました。
幸い、中学校は小学校で、無視してきた女の子は中学校で避けてくれたので、逆に、少し嬉しかったです。

中学校

次は、中学校の修学旅行についてお話します。

部屋分け

部屋分けでは、女子、男子に分かれます。
もちろん、嫌です。
男子と一緒の部屋で、UNOやトランプをしたかったからです。
先生は、ゴメン。それは出来ない。
と謝ってきました。
しかたなく、女子部屋にしました。

お風呂

一日目が終わってお風呂の時間です。
僕は、自分の体を見ると、吐きそうになります。
だって、心は男なんだもん。
なので、もちろん他の人と体が同じでも、なんか、罪悪感が湧いてきます。
なるべく端っこで、体を見ないようにしてお風呂に入りました。
しかし、たまに話す女の子が｢こっちおいで｣と誘ってきました。
普段なら、｢うん！｣とすぐに行きますが、その子も女の子。あんまり行きたくありません。
しかし、｢うん、、。」と言ってしまいました。
そして、恐る恐る近くにいきました。
その子の胸がとてもあたってきて、にげだしたくなりました。
気持ち悪かったので、行ってから30秒くらいで｢ごめん、熱いから出る。｣と言って出ようとしたら、足を掴んできて、「えー？まだ入って10分もたってないよ〜？」と言って、湯船に戻してきました。
その子は、全然平気〜って感じですぐに抱きついてくる子だったので、裸のまま抱きついてきました。
色んな部位が僕の体にあたってきた感覚は今でも忘れられません。
「う、、、、」と顔をしかめながら密着すること約40秒。
柔らかい感覚がまだ体に残っている状態で、やっと湯船をあとにすることが出来ました。
しかし、そこでハプニングが起こりました。
｛あ、、、、PANTU忘れた、、、、。｝
最悪なことに、PANTUを忘れてしまいました。
その事に気づいたさっきの女の子が、裸のまま一緒に探してくれました。
その前に服を着ろよ！と思いながら探しました。
その子は結構ドジな子なので、腰だけにタオルをまいて、胸を出したまま、外にいた男の先生に、すみません、忘れ物をしたので取ってきまーす〜と言いながら、PANTUやシャツも着ないで腰タオル一枚で部屋に取りに行ってくれました。
行く途中で何人か男の子とすれ違っていましたが、やほーと言いながら小走りで取りに行きました。

帰ってきました。
少し息切れをしていてはぁはぁ言いながらはい！どうぞー！と言ってくれました。
その時、記憶を消したくなりました。

高校

もう、女の体が嫌すぎて、頭がおかしくなってきました。
スマホをいじっていると、性同一性障害診断というものが出てきました。
結果、性同一性障害でした。
気持ちが楽になる方法などが書いてあり、その中の一つに、胸の摘出手術がありました。
何万を超える金額を、自腹で払い、手術をしました。
親の同意はちゃんと取りました。
だって、手術していい〜？と聞いたら好きにしな。と返してきたので、OKということでしょう。
僕は、やっと罪悪感の皮が一枚むけたと思いました。


でも、胸を摘出したからって女が男になるわけじゃありません。
僕は、いつまでも女です。
女で生まれてきた。その事実は変わりません。
一生僕は女です。
でも、男として生きるためにはどうしたらいいか考え、大金を使って努力しました。
こんなことをしてよかったのでしょうか。
あるいはコレは良いことなのでしょうか。
まだわからないことだらけです。
誰か、本当に良いことを教えてください。

長文になってスミマセン。
コレが今の僕の心の中です。
みたよ52

お酒を辞めたのに底尽き、仕事も自助会のサポーターの役目もなくして、夫の庇護もなくして、まわりには誰もいない。
私だけが時間が止まったままでいる。
散々傷ついた。
人が怖い。
でも、結局は夫も含めて無関心な他人がいるだけだ。誰も私の手は取ってくれない。ずっと頑張ってきたのに、失うばかり。
みたよ38

今日からついに、正社員としての初仕事が始まります。もちろん仕事ができるのはいいけど、緊張しすぎておかしくなりそう…
みたよ131

お酒辞めたのにどうしても飲みたい。
つらい気持ちを、現実を、直視するとフリーズしてしまう。
お酒辞めてからも、長い戦い。
疲れた。
解放されたい。
いつも、ガチガチに不安で塗り固められている。
みたよ9

仕事できないようになってから、余計に鬱がひどくなったと感じる。
日中、起きていることができない。
自分の人生がもう終わりかのように感じる、夫とも距離が遠くなった、
楽しいという感情がほとんど感じない。
申し訳なさ、敗北感、無価値感、居場所のなさ、存在してなくてもいいんじゃないかって気持ち。

夫婦は別々の方向を見て、背を向けてそれぞれ歩いていくことだけはわかった。
だからだんだん遠ざかるのもどおりだ。
みたよ11